初心者向け業務効率化

Excel 数式で改行する2つの方法!セル内で改行できない時の対処法

スポンサーリンク

「Excelの数式を使ったら、なぜか改行されない…」
「住所や項目が1つのセルにまとまらず、見にくい資料になってしまう…」

Excelの資料作成で、そうした経験はありませんか?

手作業で改行する「Alt + Enter」は知っていても、数式の中で改行する方法は意外と知られていません。
この記事を読めば、Excelの数式で確実に改行できる2つの方法と、改行が表示されない時の対処法がわかります。

このテクニックをマスターして、あなたのExcel作業をグッと効率化させましょう。


数式で改行する2つの方法

Excelで数式を使ってセル内に改行を入れるには、主に以下の2つの方法があります。

  1. CHAR(10)関数を使う:どのExcelバージョンでも使える基本的な方法
  2. TEXTJOIN関数を使う:複数のセルを一度に結合できる便利な方法(Excel 2016以降)

まずは、それぞれの使い方を見ていきましょう。

方法1:CHAR(10)関数を使う

CHAR(10)は、改行コードを意味する特別な関数です。
数式の中でこの関数を使うことで、Excelに「ここで改行してください」と指示することができます。

使い方はとてもシンプルで、文字列と文字列の間に &CHAR(10)& と入れるだけです。

基本の書き方

=A1&CHAR(10)&B1

具体例

例えば、セルA1に「東京都渋谷区」、セルB1に「〇〇ビル」と入力されているとします。

=A1&CHAR(10)&B1 と入力すると、1つのセル内に下記のように表示されます。

この方法は、すべてのExcelバージョンで使えるため、覚えておくと非常に便利です。

方法2:TEXTJOIN関数を使う(Excel 2016以降)

TEXTJOIN関数は、複数のセル範囲を指定して、それらを特定の区切り文字で結合する関数です。
Excel 2016以降のバージョンで利用できます。

この関数の「区切り文字」にCHAR(10)を指定することで、複数のセル内容を簡単に改行して結合できます。

基本の書き方

=TEXTJOIN(区切り文字, TRUE/FALSE, 結合する範囲)

具体例

例えば、セルA1からC1に住所が分かれて入力されているとします。

=TEXTJOIN(CHAR(10),TRUE,A1:C1) と入力すると、3つのセルが一つのセルにまとまります。

ポイント:
2つ目の引数「TRUE」は、空白のセルを無視するという設定です。
もし空白セルも改行として含めたい場合は「FALSE」にしてください。


数式で改行が表示されない時の対処法

「数式を入れたのに改行されない!」
「CHAR(10)って入れたけど、改行されず1行で表示されてしまう…」

そんな時は、セルの書式設定に原因があるかもしれません。

CHAR(10)やTEXTJOIN関数を使って数式で改行しても、改行を表示するためにはセルの書式設定が必須です。

「折り返して全体を表示する」は、セル内のテキストがセル幅からはみ出す場合に、自動で複数行に折り返す機能です。
この設定がオンになっていないと、数式で改行コードを入れても、見た目上は改行されずに1行で表示されてしまいます。

※注意点 もし手動でセルの高さを固定している場合、テキストがすべて表示されないことがあります。その場合は、手動でセルの高さを広げる必要があります。

対処法の手順

  1. 改行したいセルを選択
  2. 「ホーム」タブの「配置」グループにある「折り返して全体を表示する」をクリック

この設定をONにすることで、数式で入れた改行が正しく表示され、セルの高さが自動で調整されます。

よくある質問(FAQ)

Q
なぜCHAR(10)関数を使う必要があるのですか?
A

Excelの数式は、通常「&」で文字列を結合しても改行を認識しません。
CHAR(10)は、Excelに「ここから改行してください」と指示するための特別なコードです。
これにより、数式の中で意図的に改行を挿入できます。

Q
TEXTJOIN関数が使えません。どうすれば良いですか?
A

TEXTJOIN関数は、Excel 2016以降のバージョンで使える関数です。
もしお使いのExcelが2013以前のバージョンであれば、この関数は利用できません。
代わりに、どのバージョンでも使えるCHAR(10)関数を使ってください。


まとめ

この記事では、Excelの数式で改行する2つの方法と、その対処法を解説しました。

  • CHAR(10)関数:すべてのExcelバージョンで使える基本の改行方法。
  • TEXTJOIN関数:Excel 2016以降で使える、複数のセルを一括で改行結合する便利な方法。
  • 「折り返して全体を表示する」:数式で改行しても表示されない場合の重要な対処法。

この2つの方法と対処法をマスターすれば、Excelでのデータ整理や報告書作成が格段にラクになります。
ぜひ、あなたの仕事にも取り入れてみてください。

タイトルとURLをコピーしました