エクセルやスプレッドシートで「DATEDIF関数」を使用すると、年齢や期間を簡単に出すことができます。
DATEDIF関数とは?
元々、「Lotus 1-2-3(ロータス ワン・ツー・スリー)」という、ロータスソフトウェア(今はIBM)で作られていた表計算ソフトとの互換性を持たせるために追加された関数のようです。
「DATE(日付)+DIFF(差分)」ですが、最後のFはなくて、「DATEDIF」です。間違いやすいので注意です。
あと、エクセルの数式パレットからも出てきませんので、直接関数を入力する必要があります。
「DATEDIF関数」の使い方
書式
=DATEDIF(開始日,終了日,単位)
- 開始日
期間の開始日を設定します。 - 終了日
期間の終了日を設定します。 - 単位
単位 戻り値 “Y” 期間の年数 “M” 期間の月数 “D” 期間の日数 “MD” 開始日から終了日までの日数
月数と年数は無視されます。
※公式では制限事項があるため使用はお勧めしないとなっています。“YM” 開始月から終了月までの月数
日数と年数は無視されます。“YD” 開始日から終了日までの日数
年数は無視されます。
使用例
ここでは、開始日を「A2」へ、終了日を「B2」へ設定してある前提で使用例を記載しています。
単位に”Y”を設定して期間の年数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"Y")
単位に”M”を設定して期間の月数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"M")
単位に”D”を設定して期間の日数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"D")
単位に”MD”を設定して開始日から終了日までの日数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"MD")
単位に”YM”を設定して開始月から終了月までの月数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"YM")
単位に”YD”を設定して開始日から終了日までの日数を求める
=DATEDIF(A2,B2,"YD")
まとめ
覚えておくと簡単に期間を求めることができるため、年齢を計算したい場合などには重宝しています。
ぜひ頭の片隅に入れておいて作業効率化してください。