WordPressでブログを始めるとき、多くの人が必ず目にするのが無料テーマ「Cocoon」です。
「無料なのに高機能」「SEOに強い」「利用者が多い」といった評判を耳にすると、まず候補に入れる人は多いでしょう。
しかし実際に使ってみると、Cocoonは人によって評価が分かれます。
合う人にはとても便利ですが、不向きな人にとっては「やっぱり有料テーマにすればよかった」と感じることも。
この記事ではCocoonのメリット・デメリットを整理しながら、向いている人・向いていない人の違いを分かりやすく解説します。
さらに、他テーマとの比較や初心者が失敗しやすいポイントも紹介しますので、テーマ選びの参考にしてください。

Cocoonとは?無料でも人気な理由
Cocoon公式サイト で配布されている完全無料のWordPressテーマです。
「無料なのに有料級」と評判を集め、利用者も非常に多くなっています。
主な特徴は以下の通りです。
- SEO対策機能を標準搭載(meta設定、パンくずリスト、自動目次など)
- 高速表示に対応(キャッシュ機能、AMP対応)
- 広告管理やランキング機能など収益化に便利な仕組みが内蔵
- 利用者が多く、日本語の情報が豊富
- Cocoonマニュアル や フォーラム で質問可能
- 「スキン」機能でデザインをワンクリックで切り替え可能
Cocoonのメリット
Cocoonの最大の魅力は「完全無料で高機能」であることです。
例えば、有料テーマでは当たり前のSEO機能や広告管理機能、ランキング機能などが最初から搭載されており、プラグインを最小限に抑えて運営できます。
特にアフィリエイトに便利な広告タグ管理は強力で、初心者でもすぐに収益化の準備が整います。
また利用者が多いため、困ったときは検索すれば Webst8のレビュー記事 など日本語の解説が豊富に見つかります。
さらに公式フォーラムで質問できる環境があるのも安心です。
Cocoonのデメリット
一方で、Cocoonには弱点もあります。
まずデザイン面はシンプルで、スキンを使えばある程度の変更は可能ですが、有料テーマのように「すぐにおしゃれなデザイン」に仕上がるわけではありません。
オリジナリティを出すにはHTMLやCSSの知識が必要です。
また、多機能であるがゆえに設定画面が複雑で、初心者は「どこから触ればよいのか分からない」と戸惑いやすいです。
さらに注意したいのがテーマ移行です。
吹き出しやボックス装飾などCocoon独自のブロックを多用すると、他テーマに切り替えた際にレイアウトが崩れるケースがあります。
これは pico.incの解説 でも指摘されているデメリットです。
Cocoonのメリット・デメリットを整理
Cocoonの特徴を表で整理すると以下のようになります。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 価格 | 完全無料で利用可能。 有料級の機能をタダで試せる。 | 有料テーマのような手厚いサポートはない。 |
| デザイン | スキン機能で簡単に変更可能。 初心者でも雰囲気を変えられる。 | 個性を出すにはCSSの知識が必要。 サイトが似やすい。 |
| 機能 | SEO・広告・ランキング機能を標準搭載。 プラグインを減らせる。 | 多機能ゆえに設定が複雑。 初心者は迷いやすい。 |
| 移行性 | 無料で学習・実験用にも最適。 副サイトでの導入にも便利。 | Cocoon独自機能を使うと 移行時にレイアウト崩れが起きやすい。 |
それぞれの項目を掘り下げて考えると、「学習・練習には最適だが効率重視には不向き」というテーマであることが分かります。
Cocoonが向いている人・向いていない人
Cocoonが合う人・合わない人を整理しました。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 初期費用をかけずに始めたい | 時間を節約して効率重視したい |
| WordPressを学びながら運営したい | 最初からおしゃれなデザインが欲しい |
| 自分で検索して解決できる | 手厚いサポートを求める |
向いている人
Cocoonは無料なので「副業の練習として始めたい」「WordPressを学びながら運営したい」人に向いています。
特に Cocoonマニュアル が充実しているため、学習教材としても優秀です。
向いていない人
逆に「とにかく時間を節約して見た目を整えたい」人には不向きです。
デザイン重視なら SWELL公式 のような有料テーマを使った方が早く結果を出せますし、収益化を最短で狙うなら AFFINGER公式 が向いています。
他テーマとどう違う?SWELL・AFFINGERとの比較
WordPressテーマ選びでよく比較されるのがSWELLとAFFINGERです。
Cocoonとの違いを表で整理しました。
| テーマ | 価格 | 特徴 | 向いている人 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| Cocoon | 無料 | SEO・広告管理・高速化など多機能。 情報が豊富。 | 費用をかけずに学びながら始めたい人 | Cocoon公式 |
| SWELL | 17,600円 | デザイン性と操作性に優れる。 ブロックエディタ完全対応。 | コード不要でおしゃれに作りたい人 | SWELL公式 |
| AFFINGER | 14,800円 | アフィリエイト特化。 広告配置や収益化に強い。 | 収益重視の中級者以上 | AFFINGER公式 |
CocoonとSWELLの違い
SWELLは「デザイン」と「直感的操作」に特化しています。
クリックだけで洗練されたページが作れるため、効率を重視する人に人気です。
一方でCocoonはデザイン自由度が低いものの、多機能で無料。
「見た目重視ならSWELL、学習コストをかけても無料で始めたいならCocoon」という選び方になります。
CocoonとAFFINGERの違い
AFFINGERは広告収益を最適化できる機能が多く、アフィリエイト特化型テーマとして有名です。
収益化を本気で狙う人には強力ですが、設定が複雑で初心者にはやや難しい面があります。
Cocoonも広告機能を備えていますが、ここまで細かく調整することはできません。
「まずは無料で試すならCocoon、本格的に収益を狙うならAFFINGER」と住み分けできます。
初心者が失敗しやすいCocoonの使い方
Cocoonを使う初心者がつまずきやすいのは次の3点です。
- プラグインを入れすぎる
→ Cocoon自体に機能が多いのに重複して導入し、サイトが重くなる。 - デザイン調整に時間をかけすぎる
→ CSSをいじり続けて記事更新が止まる。 - 移行を考えず独自機能を多用する
→ 将来テーマを変更したときにレイアウトが崩れ、大きな手間になる。
FAQ
- QCocoonはSEOに強いですか?
- A
基本的なSEO対策機能は十分搭載されています。
ただし検索順位は記事内容に左右されるため、テーマだけで上位表示できるわけではありません。
- QCocoonから有料テーマに移行できますか?
- A
移行は可能ですが、独自機能を多用するとレイアウトが崩れます。
将来移行を考えるなら標準ブロック中心に使うと安心です。
- Q初心者でもデザインは簡単に整えることができますか?
- A
スキンで雰囲気を変えられますが、凝ったデザインにはCSS知識が必要です。
おしゃれさ重視なら SWELL公式 のようなテーマが効率的です。
まとめ
Cocoonは「無料で学びながらブログを育てたい人」におすすめのテーマです。
SEOや収益化機能も揃っており、利用者も多いため情報収集がしやすいのも魅力です。
ただし、デザイン性や効率的な収益化を求める人には不向きです。
短期間で成果を出したい人は有料テーマを検討した方が良いでしょう。
👉 Cocoonは「学びながら挑戦する人の入門テーマ」。
目的に応じて SWELL や AFFINGER なども選択肢に入れて、自分に合ったテーマを選びましょう。




