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Excelで時間の切り上げ・切り捨てをする方法

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概要

Excelで時間を15分単位や、30分単位で、切り上げ・切り捨てをする方法です。

時間の切り上げ方法

使用する関数

CEILING.MATH関数を使用することで、時間の切り上げをすることができます。

=CEILING.MATH(数値, 基準値)

「数値」には切り上げ処理をしたい時間を設定します。

「基準値」には基準になる時間を設定します。

使用例

A1セルにある時間を、15分単位で切り上げをする場合

=CEILING.MATH(A1,"0:15")

30分単位で切り上げをしたい場合は、2つ目の引数(「基準値」)に”0:30″を設定します。

時間の切り捨て方法

使用する関数

FLOOR.MATH関数を使用することで、時間の切り捨てをすることができます。

=FLOOR.MATH(数値, 基準値)

「数値」には切り捨て処理をしたい時間を設定します。

「基準値」には基準になる時間を設定します。

使用例

A1セルにある時間を、15分単位で切り捨てをする場合

=FLOOR.MATH(A1,"0:15")

30分単位で切り捨てをしたい場合は、2つ目の引数(「基準値」)に”0:30″を設定します。

数式を設定した際、少数表示になると思います。その時は、「セルの書式設定」から「表示形式」タブを選択して、分類の「時刻」を選択し、種類で表示形式を選択することで時間表示にすることができます。

Excelの2013以降のバージョンでは、「CEILING.MATH」関数、「FLOOR.MATH」関数が出てきて、「CEILING」関数、「FLOOR」関数は「互換性関数」となっていると思いますがどちらを使用しても結果に違いはありません。

違いとして、「CEILING.MATH」関数、「FLOOR.MATH」関数の引数には「モード」として負の数値を丸くする方向の設定が可能になっています。

基本的には、「CEILING.MATH」関数、「FLOOR.MATH」関数を使用することをお勧めしています。

Googleスプレッドシートでも「CEILING.MATH」関数、「FLOOR.MATH」関数は使用が可能です。

参考

CEILING.MATH 関数 – Microsoft サポート

ここでは、Microsoft Excel の CEILING.MATH 関数の書式および使用法について説明します。

FLOOR.MATH 関数 – Microsoft サポート

ここでは、Microsoft Excel の FLOOR.MATH 関数の書式および使用法について説明します。

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