GAS(Google Apps Script)のスクリプトプロパティの使い方

概要

GAS（Google Apps Script）では、キー・バリュー形式で設定ができる「スクリプトプロパティ」が用意されています。

主に、IDやAPIトークンなど、ソースコード上にベタ書きをしたくない値を設定するのに使用することができます。

以下では”SAMPLE”というプロパティの値を取得します。

const data = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty("SAMPLE");

以下では、プロパティの全ての値を取得してログに出力をします。

const datas = PropertiesService.getScriptProperties().getProperties();
for (var key in datas) {
  Logger.log(`プロパティ: ${key}, 値: ${datas[key]}`);
}

以下では”SAMPLE”というプロパティで、”サンプル”という値を設定します。

PropertiesService.getScriptProperties().setProperty("SAMPLE", "サンプル");

配列で設定をしたいプロパティと値を設定します。

PropertiesService.getScriptProperties().setProperties({
  "SAMPLE": "サンプル",
  "TEST": "テスト"
});

以下では”SAMPLE”というプロパティを削除します

PropertiesService.getScriptProperties().deleteProperty("SAMPLE");

PropertiesService.getScriptProperties().deleteAllProperties();