投資初心者から経験者まで、多くの人が資産形成の手段として注目する「インデックスファンド」。
今回は楽天証券で購入できる人気のインデックス型投資信託の中から、目的別におすすめの5本を厳選してご紹介します。
選定基準は以下の記事で詳しく解説しています。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、特定の株価指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。
たとえば「日経平均株価」「S&P500」「MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI)」などの指標に合わせて、自動的に銘柄を組み入れて運用します。
アクティブファンドとの違い
アクティブファンドは、指数を上回る成果を目指して銘柄選定や売買を積極的に行いますが、インデックスファンドは市場平均と同じような動きを目指します。
そのため、運用コスト(信託報酬)が低く抑えられているのが一般的です。
インデックスファンドの選び方(簡易チェックリスト)
チェックポイント
- 信託報酬の低さ:たとえ0.1%の違いでも、10年・20年と積み重ねると大きな差になります。
※実質コスト(信託報酬+その他費用)も確認できると安心です。 - 純資産総額の規模:500億円以上が目安。資金の流出入が安定し、繰上償還リスクが低くなります。
- 運用期間・実績:3年以上の実績があり、安定した資産残高を保っているか。
- 分配金の有無:無分配型で複利効果が期待できるファンドは、長期投資に適しています。
- NISA対応か:つみたて投資枠で買付可能なファンドは長期積立向きです。
おすすめのインデックス型投資信託 5選
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基本情報
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 設定日:2018年7月3日
- 純資産:約7兆8,000億円(2025年7月時点)
投資概要
- 連動指数:S&P500(米国の代表的な500銘柄)
- 投資対象:米国の大型株(GAFAMなどを含む)
- 地域配分:米国100%
コスト
- 信託報酬:年0.0814%(税込)
特徴
- 楽天証券のNISA積立設定数で1位を継続
- 米国の成長性を享受したい人におすすめ
- 過去の成績も非常に安定しており、長期運用に適す
注意点
- 為替リスクがある(為替ヘッジなし)
- 米国市場への依存度が高く、分散性には欠ける
公式ページ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基本情報
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 設定日:2018年10月31日
- 純資産:6兆7,000億円以上(2025年7月時点)
投資概要
- 連動指数:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
- 投資対象:先進国+新興国の全世界株式
- 地域配分(目安):米国60%、欧州15%、日本6%、新興国19%
コスト
- 信託報酬:年0.05775%(税込)
特徴
- 世界中の株式に1本で投資可能
- 超低コストで国際分散投資ができる
- 楽天証券・SBI証券ともに人気上位
注意点
- 世界全体の成長に依存するため、リターンが米国株より控えめな年もある
公式ページ
楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI連動)
基本情報
- 運用会社:楽天投信投資顧問
- 設定日:2017年9月29日
- 純資産:約1兆9,000億円(2025年7月時点)
投資概要
- 連動指数:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
- 投資対象:米国の大型〜小型株 約4,000銘柄
- 地域配分:米国100%
コスト
- 信託報酬:年0.132%(税込)
特徴
- 米国株のほぼ全体を網羅する分散性の高いファンド
- VTI(ETF)を間接的に保有する形
- 米国の中小型株まで取り込みたい人に最適
注意点
- 他の米国株ファンドと同様に為替リスクあり
- eMAXIS Slim S&P500に比べて信託報酬がやや高め
公式ページ
たわらノーロード 先進国株式
基本情報
- 運用会社:アセットマネジメントOne
- 設定日:2015年12月18日
- 純資産:約8,000億円(2025年7月時点)
投資概要
- 連動指数:MSCIコクサイ・インデックス
- 投資対象:日本を除く先進国の株式(米国・欧州中心)
- 地域配分:米国70%、欧州20%、その他10%
コスト
- 信託報酬:年0.09889%(税込)
特徴
- 低コストで先進国株式に集中投資できる
- SBIやマネックスでも根強い人気
- eMAXIS Slimの代替候補にもなり得る
注意点
- 新興国が含まれないためリスク分散としては一部不足
公式ページ
iFree NEXT FANG+ インデックス
基本情報
- 運用会社:大和アセットマネジメント
- 設定日:2018年1月31日
- 純資産:約6,800億円(2025年7月時点)
投資概要
- 連動指数:NYSE FANG+ インデックス
- 投資対象:米国・中国の大型テック株10銘柄(Apple、Amazon、Meta、Netflix、NVIDIA、Alibabaなど)
- 地域配分:米国+中国(米国比率高め)
コスト
- 信託報酬:年0.7755%(税込)
特徴
- 成長株中心のテーマ型ファンド
- 10銘柄の集中投資でリターンもリスクも大きめ
- サテライト運用に向いている
注意点
- 分散性が非常に低く、価格変動が大きい
- コア資産には向かないため、ポートフォリオの一部に限定推奨
公式ページ
組み合わせの参考例(目的別ポートフォリオ)
安定成長を目指す:
- eMAXIS Slim オールカントリー(コア)+ S&P500(成長性)
テクノロジー分野にも投資したい:
- オールカントリー(コア)+ FANG+(サテライト)
地域別に分けて投資したい:
- 先進国株式+新興国株式+日経225型
FAQ(よくある質問)
- Qインデックスファンドは安全ですか?
- A
元本保証はありませんが、分散投資によりリスクを抑えることが可能です。
- QNISAで買ったファンドは途中で売却できますか?
- A
NISAで買ったファンドは途中で売却できますか?
- Q信託報酬が0.1%未満なら低コストと考えて良い?
- A
目安としては正しいですが、ファンドによってはその他コストも含めた「実質コスト」を確認するのが望ましいです。
まとめ
インデックスファンドは低コストで分散投資ができる優れた商品です。
特に新NISAとの相性が良く、長期投資を考えるうえで欠かせない選択肢といえます。
今回ご紹介した5本は、いずれも純資産額・信託報酬・実績面で優れた人気ファンドです。
ぜひ自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、適切な商品を選びましょう。
※本記事は投資信託選びの参考情報を提供するものであり、特定の金融商品や証券会社の利用を推奨するものではありません。投資は元本割れなどのリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。





