最近は「AIを使えば短時間でショート動画が作れる!」という動画や記事をよく見かけます。
その中には「20分で作れる」「30分で完成する」といった具体的な時間を出しているものもあります。
そんなに簡単にできるの?と思って、実際にAIを活用してショート動画を作ってみました。
実は、これまで一度も動画を作ったことがなかった完全初心者だったのですが、結論から言うと短時間で仕上げるのはかなり難しく、思った以上に時間がかかりました。
ちなみに今回作成したのは 1分ほどの短い雑学動画 です。
短い動画とはいえ、ゼロから作ると想像以上に作業量がありました。
この記事では、実際にどんな流れで作ったのか、どのツールを使ったのか、そしてどれくらい時間がかかったのかを正直にまとめていきます。
これからAIで動画を作ってみたい方の参考になれば嬉しいです。
AIでショート動画を作ってみようと思ったきっかけ
TikTokやYouTube Shortsなど、ショート動画の人気は年々高まっています。
見ていると「雑学」や「豆知識」のジャンルは人気があり、短い時間で学べるのでついつい見てしまいます。
そんな中で「せっかくAIを普段から活用しているのだから、AIを使って雑学系ショート動画を作ってみよう」と思ったのが今回のきっかけです。
実はこれまで動画制作そのものをしたことがなかったので、完全にゼロからの挑戦でした。
なんとなくは出来そうな気がしたので、まずは「やってみる」ことを大事にスタートしました。
今回使ったAI&編集ツールの流れ
実際に動画を作るまでの流れを整理すると、以下のようになります。
- ChatGPTでテーマ出し
- GPTs【新】雑学出力マシーンで雑学を生成
- 出力内容を調べてファクトチェック
- ChatGPTで画像を作成(15枚程度)
- WEB版VOICEVOXでナレーション作成
- CapCut / Canva / Vrew で動画編集
ChatGPTでテーマ出し
まずは「どんな雑学にするか?」を考える必要があります。
ここで使ったのがChatGPT。
雑学のテーマをいくつか出してもらい、その中からTikTok向けに面白そうなものを選びました。
また、雑学の具体的な文章はGPTsで「雑学」で検索して出てきた、「【新】雑学出力マシーン」を使用しました。
テーマを入れるだけで15個の雑学が出力されるので便利でした。
雑学のファクトチェック
しかし、ここで大きな課題に直面。
ChatGPTが出してくれる雑学、かなりの確率で誤情報や根拠不十分な内容ばかり。
例えば「動物の不思議な体の仕組み」などは、もっともらしく書かれていても実際に検索すると間違っている情報が多いです。
このため、1本の動画に使う雑学を確認するだけでも30分ほどかかってしまいました。
「ChatGPTが提案 → 自分で調べて裏取り」をして裏どりは必要です。
ChatGPTで画像生成
次に動画で使うイラストを作成しました。
1本のショート動画(約1分)に使う画像が大体15枚ほど。
明るく可愛いポップ調で統一し、縦長(9:16)で作成しました。
ただ、これが思った以上に時間を食います。
1枚ずつ「こういう構図にしたい」と指示を出して生成し、出来を確認してやり直すこともあるので、結局1時間くらいかかりました。
シナリオ次第ですが、ショート動画1本だけでも10枚も画像が必要になるのは計算外でした。
実際にやってみないと分からないポイントでした。
WEB版VOICEVOXでナレーション作成
雑学を読み上げるために使ったのが WEB版VOICEVOX。
無料で自然な合成音声を作成できるので便利ですが、テキストを入力して句読点を入れたり、読み方が違ったりの調整がやはり必要です。
1本あたり15〜20分くらいはかかりました。
動画編集ツール比較
最後に、画像と音声を組み合わせて動画にします。
試しに有名なツールをいくつか使ってみました。
- CapCut:機能は豊富だが、初心者には慣れが必要。
- Canva:デザイン面は強いが、動画編集の柔軟さは少なめ。
- Vrew:音声を読み込むと自動的にクリップが分割され、非常に編集しやすい。
特にVrewは、初心者の自分でも直感的に使えたのが大きなメリットでした。
本格的にやり込みたいならCapCutの方が合っていそうですが、「まずは1本作る」ならVrewがベストだと感じました。
実際にかかった時間は?
YouTubeなどでは「AIを使えば20分で作れる!」と紹介されているケースもありますが、実際にやってみると全く違いました。
実際の作業時間の内訳
- 雑学出力+内容確認:30分
- 画像生成(15枚):1時間
- ナレーション作成:15〜20分
- 動画編集(Vrew使用):30〜40分
合計すると 約2時間半。
確かに「素材がすべて用意されている」「慣れている」人なら短時間でできるかもしれませんが、初心者がゼロから取り組む場合は現実的にこのくらいの時間が必要だと思います。
実際にTikTokに投稿してみた結果
出来上がった動画(約1分)を実際にTikTokに投稿してみました。
結果は以下の通りです。
- 1日1本、合計3本投稿
- 1本は約600回再生
- 残り2本は200回前後
正直「バズった!」という感じではありませんが、初投稿としてはまずまずの手応え。
思ったより再生されたなと正直思いました。出だしとしては上々?
まだYouTube Shortsにはアップしていませんが、今後同じ動画をYouTubeにも投稿してみる予定です。
やってみて感じた課題と学び
実際に動画を作ってみて気づいた課題は大きく3つです。
- ファクトチェックの大切さ
AIが出力する雑学は誤情報が多いため、裏取り作業が必須。 - 画像生成に時間がかかる
1本に10枚以上必要で、効率化が課題。 - ツール選びで作業効率が変わる
Vrewは初心者向けに便利だったが、本格的な編集にはちょっと細かい機能が不足していて不向き。
数本作っただけではまだ試行錯誤の段階ですが、「まずは数をこなす」こと、色々試してみることの重要性を実感しました。
今後の目標について
今後は、作成した動画をYouTube Shortsにもアップしながら、まずはTikTokで20本投稿を目標に継続していきます。
そして最初の目標は、TikTokの収益化条件を満たすこと。
まだまだ手探りですが、実際に数をこなす中で効率化や改善点も見えてくるはずなので、焦らず続けてみたいと思います。
まとめ
今回初めてAIを使って1分ほどのショート動画を作ってみましたが、「AIなら20分で作れる」というのは正直誇張だと感じました。
実際は1本あたり約2時間半ほどかかり、特に雑学の内容確認と画像生成に時間を取られました。
それでも、AIのおかげで動画制作未経験の自分でも3本投稿できたのは大きな成果です。
これからAIでショート動画を作ってみたい方は、「魔法のように一瞬で完成する」と思わず、最低でも2時間はかかるくらいの心づもりをしておくと現実的だと思います。
今後は作った動画をYouTubeにもアップしつつ、20本投稿を目指してコツコツ続け、TikTokの収益化条件をクリアできるように挑戦してみます!




