投資信託ってなに?初心者にもわかりやすく解説
投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめてプロの運用会社が株式や債券などに投資・運用してくれる金融商品です。
少額からでも始められること、分散投資ができることから投資初心者にも人気があります。
銀行預金と違って元本保証はありませんが、長期的に資産形成を目指す人にとっては心強い選択肢のひとつです。
投資信託を選ぶときの7つのポイント
1. 投資の目的と期間を明確にする
「何のために投資するのか」「いつまでに使うお金なのか」を明確にすることが、最適なファンド選びの第一歩です。
- 例:5年後に車の購入資金 → 安定運用重視
- 例:20年後の老後資金 → 成長性を重視した長期運用
2. インデックス型かアクティブ型かを選ぶ
- インデックスファンド:日経平均やS&P500など、市場全体の動きを目指す。手数料が低く、長期投資向き。
- アクティブファンド:市場平均を上回る成果を狙う。手数料は高めだが、うまく運用されれば高リターンも期待。
初心者にはインデックスファンドが人気です。
| 項目 | インデックスファンド | アクティブファンド |
|---|---|---|
| 運用方針 | 指数(例:日経平均、S&P500)に連動する運用 | 市場平均を上回る成果を目指して、運用担当者が銘柄を選定 |
| コスト(信託報酬) | 低い(例:0.1〜0.3%程度) | 高い(例:0.5〜2%程度) |
| リターンの傾向 | 市場平均に近い安定したリターン | 運用者の腕によっては高リターンも狙えるが、ブレも大きい |
| リスク | 比較的低い(分散が効いている) | 比較的高い(集中投資・相場次第で上下動が大きい) |
| 初心者向けか? | ◎(シンプルで低コスト、長期投資向き) | △(仕組みが複雑で、選定の知識が必要) |
| 商品例 | eMAXIS Slim、SBI・Vシリーズ など | ひふみ投信、レオス・アクティブファンド など |
3. 信託報酬などのコストを見る
投資信託には運用コストがかかります。特に毎年かかる信託報酬は、ファンドごとに差があります。0.1%台の低コストファンドもあるので、しっかり比較しましょう。
4. 投資先の地域・資産を分散する
リスクを減らすために、投資先を分散するのが基本です。日本株だけでなく、米国株、新興国、債券やREITなども組み合わせると安心です。
5. 純資産総額が一定以上あるか確認
純資産が少ないと繰上償還(運用終了)になるリスクがあります。目安として50億円以上あるファンドが望ましいです。
6. 長期の運用実績をチェックする
短期の成績ではなく、3年〜5年程度のパフォーマンスを確認しましょう。安定して成果を上げているファンドは信頼性が高いです。
7. 毎月分配型より再投資型を選ぶ
毎月分配型は魅力的に見えますが、元本を削って分配しているケースもあります。資産形成を目指すなら分配金再投資型がおすすめです。

つみたてNISAにも活かせる!初心者におすすめの選び方
つみたてNISAでは、金融庁が認定した低コストで長期運用に適した投資信託しか選べません。そのため、投資初心者でも比較的安心して選べる環境になっています。
- 信託報酬が低い
- 長期で安定した運用実績がある
- インデックス型が中心
「eMAXIS Slimシリーズ」「SBI・Vシリーズ」などは初心者にも人気の定番です。
投資信託選びに失敗しないためのチェックリスト
- 投資目的と期間を明確にしたか?
- インデックス or アクティブを選んだか?
- 信託報酬は0.5%未満か?
- 分散投資できているか?
- 純資産は50億円以上あるか?
- 過去3〜5年の運用成績を見たか?
- 分配型ではなく再投資型か?
よくある質問(FAQ)
- Q投資信託って元本保証されますか?
- A
いいえ、元本保証はありません。価格は日々変動します。
- Qどの証券会社を使えばいいの?
- A
ネット証券(楽天証券、SBI証券など)が手数料も安くおすすめです。
- QつみたてNISAとiDeCo、どちらを優先するべき?
- A
老後資金目的ならiDeCo、使いやすさ重視ならつみたてNISAが適しています。
- Q老後資金目的ならiDeCo、使いやすさ重視ならつみたてNISAが適しています。
- A
はい、売却はいつでも可能です(ただしタイミングによっては損が出ることも)。
まとめ|投資信託の選び方を知って、安心してスタートしよう
投資信託選びは、少しの知識とチェックポイントを知っているだけで、失敗のリスクを減らすことができます。まずは無理のない範囲で少額から始めて、経験を積みながら自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。
「つみたてNISA」などの制度をうまく活用しながら、将来の資産形成を一歩ずつ進めてみてください。
※本記事は投資信託選びの参考情報を提供するものであり、特定の金融商品や証券会社の利用を推奨するものではありません。投資は元本割れなどのリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。



